就活への嫌悪感のせいで省エネ就活をしていた
4年生の5月までほぼ就活をしなかった
新卒の就職活動。私たちのときはたしか大学3年の秋から4年の夏くらいまでが時期だったと思います。
最初は3年生の9月頃に「就活って?大きいホールでやるイベント?楽しそう!」という軽い感じで友達と合同説明会に行ったことを覚えています。
就職活動の地味かつ大変に煩雑な事務作業(履歴書送るとか)が増えていくごとに、だんだん「なんで世間が私の就活の時期を勝手に決めるんだよ…」
という強い気持ちが芽生え、「就活は必要最小限にすませて今やりたいことをやろう」というテーマで4年の5月くらいまでは目一杯やりたいことをやっていたように思います。
短期間で内定ゲット
サークルのみんなと遊ぶと大学4年生の参加者は私一人だけとか、同級生に「就活やってるの?」とプレッシャーをかけられたりしていました。
そんなわたしですが、数少ない面接回数でも何度も最終面接にこぎつけることができた小ワザがあるので紹介したいと思います。
もしかしたらこれを読んでいる方々は他のサイトで同じ内容を見たことがあるのかもしれませんが、わたしが実際に何度か実践した上で結果を出しているのでその辺りのリアルさを感じていただければと思います。
ちなみにこの方法で実際に志望していた業界に就職できました!
グループワークでいつも審査を通過できた小ワザ
自分の役目を意識しよう
グループワーク、略して”GW”。
大抵5〜6人程度で組になり、協力して課された課題をこなすというもの。
GWの限られた時間では到底解けっこない難解な計算もありますし、面接官に指示されたように地図のようなパズルを組み合わせるものもありました。
どのGWでも紙と鉛筆、タイマーを渡されることが多かったです。
役割を決めるようになどという指示はない場合もありますが、指示がないときでも誰かが「タイムキーパー役」として時間を管理します!と名乗り出ます。
どのチームより先に課題を解くことに躍起になっている学生が必ずいますが、よく考えればわかるように、そこ(=問題解決のスピード)は重視されていません。
まさにこの「役目」が重要です。
どの役を選ぶか心積もりしておこう
「書記」「タイムキーパー役」は自分の仕事があるがゆえに”中身の見せ場”がなくなるので、あまりお勧めできません。
これらの役目って、自分の意見を言ったり自分で行動するよりも、タイマーやメモの管理に必死にならざるを得ないので…。
ただ無難過ぎるあまり失敗はしないと思う。失敗はしないけど爪痕を残しにくい。みたいな?
では何をやるのがおすすめか。
残りの役目は「リーダー(まとめ役)」と「その他大勢のモブ」って感じになると思います。
※明確に「わたしリーダー!」「俺はモブで。」とかは言わないのですが、発言の熱量や話す量、頭の回転の速さでなんとなくそういう雰囲気になると考えてます。
リーダーはよっぽど自分のとりまとめ能力に自信がない限りやめた方がいいです。
初対面の数人と考え方が合うはずもなく、意見を一方的にぶつけて必死なイタい人になること山の如しです。
(そういう人絶対一人いるんですよね。そして高確率でそのGWの次の選考からは消えているのがテッパン。)
つまり…モブです。サブリーダー寄りのモブになりましょう。
もっとはっきりいうと、「自分の考えに固執し暴走しているうるさい奴を諌めるモブ」です。
モブがやるべきこととは?
時間制限と自分の就職という大きなプレッシャーが重なると必ず最後みんな混乱しだすんですよね。
このあたりが見せ場です。
あなたは新しい解決方法を考えなくてもいいですが、「一番まともなことを言っている人」をSさんとして1人決めます。
そして、焦りから暴走してはたから見ても意味不明な解決方法を推してくる人が大抵1人出てくるので、
その人をAさんとすると、
「Aさんのいうことはそのとおりですね。わかります。すごいと思いました。
でもSさんの意見にもいいところがあるのでもう少し詳しく聞きませんか?Sさんお願いします。」
と言ってSさんパートに持っていき、Sさんに賛成しまくりあとのまとめは全てSさんに任せるのです。
仕切ったり最後に発表したりするのはSさんです。
自分は黒子的にAさんとSさんの間の橋渡しをしただけに過ぎません。
もちろんSさんを推す時も、「Aさんの意見も最もですが」などと言ってAを気遣うこともとても重要です。
そのアイデアがボツだろうがなかろうが、全ての意見を認める心意気を表現しましょう。
実際のGWで「でも…」で相手の発言を遮っている人めちゃくちゃ多かったです;
でもこの「橋渡し」と「人の意見を認めまくる」がめちゃくちゃ効いたようで、GWは負けなしでした。
この際Aの意見があっていようがSの意見が間違っていようがどうでもいいんです!!!
間を取り持て!!!そして認めろ!!!
考えてみれば重視するのは、新卒でまだなんの経験も知識もない人の「課題解決能力」よりもその人がほかの人とうまくやっていけそうかということですよね。
いくら頭が回っても、会議で暴走してしまう人は誰でもごめんです。
役割別にまとめるとこんなイメージです。
【リーダー(まとめ役)】マイナス面が出がちなので自信がないならおすすめしない
【モブ】おすすめ。争いが勃発しそうな時にひょっこり出てくるイメージ。
【タイムキーパー&書記】マイナスにはならないが意見を言ったりしないとプラスには働かない
もちろん今回のようでなく、驚くほど誰も発言しないグループになってしまった場合(私は見たことありませんが)、
他の人に意見を聞くふりして、必死にアイデアを絞り出してリーダー役をやらざるを得ないこともあると思いますが…!
争いをやんわり鎮火するモブ、どの人の意見をも認めるモブはグループワークを制する。
ぜひためしてみてくださいね。