文系ノースキルが異職種に転職するためにコツコツできることがあるよ

こんにちは!この記事を書いている私は、大学卒業時点で英会話含む具体的なスキルを持ち合わせていませんでした。

そして「ハキハキと話したから」と言うような理由で新卒で営業に配属されました。

その後専門学校でwebに関する勉強をし、「web学んできました!」と転職活動をし、合わない営業職から異職種へ転職しました。

半年間デジハリ通った!独学でも良かった?転職できた?意味あった?

もしも今この記事を読んでくれているあなたが、「文系ノースキルだけどお金もヒマもないから専門学校なんていけない…でもいつかは営業をやめたい」と思っている方だったら、異業種へ転職するためにはどんなことができるでしょうか。

自分のことも振り返りつつ、そんなことを考えてみたので文章にしてみました。

会社に在籍しながら転職活動

一番ラクな方法から。ということで、まずは今の仕事をしながらこっそり転職活動をしてみましょう。(めちゃくちゃ普通のことを言っていることはわかってる。笑)

人柄重視の会社やガチで人が足りない会社だと「仕事は教えるからとりあえず来て〜!」とすんなり入れてもらえる可能性もあります。

ただし会社は一から教えて育てる対象を探しているので、若いことは必須条件ですが…!

以下、具体的にやることです。(わたしもやりました)

転職サイトに登録して仕事を探す

これがないと始まりません。会社への行き帰りの電車や休み時間にいい仕事がないかチェック。

転職サイト上に履歴書や職務経歴書をアップする

これが地味にしんどいですが、帰宅後や休日にコツコツ完成させましょう

転職サイト場にアップする理由は、こうすることでweb応募ができるようになるからです。

良さげな会社に応募する

実際に応募してみましょう。

面接に呼ばれたらわたしのように有給を取って意地でも面接に行きましょう

有給が取れない

え?有給なんて取れない?

web面接が可能な会社に応募して遅めの時間に面接をしてもらうこともできるかもしれません。

定時で切り上げて家に帰れば可能な人もいるのでは…?

また、私がやった方法の1つとして「今の会社から距離が近い会社に応募する」という方法があります。

転職サイトの絞り込み検索をフル活用し沿線や駅で絞り込み。

その中から運良く自分の興味がある会社が見つかればできる話なんだけどね。

ということで私は仕事を終わらせた後、そのまま歩いて面接に行ったことがあります!!

なんとそのときの面接先は道路挟んで向かい側のビルでした!

オフィス街で仕事をしている人には有効な方法です。

 

もしくは、そんな有給が取れないような会社はまとまった金を貯めたら辞めてしまいましょう。

すこしでもニートになる期間に耐えられないのであれば職業訓練校に通うことにすれば、当面の居場所と少しのお金が手に入ります。

手続きが面倒だけど、場合よっては働きながら転職活動するより効率がいいかも!

働きながら半端に転職活動するより職業訓練校に通う方が効率が良い理由

会社に在籍しながら実績を作る

この”実績”って、営業辞めたいって言ってんだからもちろん「営業成績」のことじゃないですよ!

帰宅した後や休日に時間をとって「自分だけのちいさな実績」を積み上げるのです。

例えばブログ、写真、イラスト、プログラミング、SNSなど。

一定量の実績があればそれをひっさげて堂々と相手企業にアピールできます。

何もないと

採用担当「えっ営業から未経験でこの職種に応募したの?なんで??」

じぶん「いや…営業が辞めたくて…」とかまさか言えないし、

と言って「御社の理念に共感し…」なんて言うのも胡散臭い。(それでも入社できちゃう場合があるから上の章にまずは普通に転職活動してみようと書きました)

小さな実績があるとどんなメリットがあるのか下に書いていきます。

イラストの例

わたしは絵を描くことが好きだったので無料ツールを使っていくつかLINEスタンプをリリースしていました。(ラインスタンプは誰でも無料で作ることができます)

ラインスタンプ作成を事業の1つとしている会社は実際にあるのですが、もしわたしがその会社に応募していたら。

応募先の採用担当者は「この人はラインスタンプの入稿サイズやファイル形式はもちろん知っているし、ある程度絵も描けるのだろう。少なくともラインスタンプのアイデアは出せる人だろう。もしかしたらスタンプのマーケティングもできるのかもしれない。」と思ってくれそうです。

イラレやフォトショなどのプロ向けのツールを使って実際にスタンプを作成する作業には携わることはできなくても、企画担当やマーケティング担当になれる可能性は全然ありますよね

もし自分が魚介加工品会社の営業だったとしてこういった小さな実績を積む活動をしていなかったら、

同じ会社の人からは「なんで魚介加工品からラインスタンプなの!?関連性なくね?うちで活かせることなんて何もないよね?」と思われて書類選考で落とされる可能性が高いでしょう。

もしも趣味でイラレやフォトショを使っている人がいれば、それは大きなアピールポイントになるとおもいます。

実際、転職サイトの歓迎条件や必須条件に「イラレとフォトショの基本的な使い方がわかる方」と書いている会社は業種問わずよく見かけました。

ブログやSNSの例

例えば毎週自分が買った化粧品を感想とともにアップしていくブログやインスタグラムを育てることに決めたとします。

実績としてガンガン面接先に見せたいので、SNSはそれなりのフォロワーが欲しいし、ブログは見られても恥ずかしくないようなクオリティに仕上げます。

投稿を継続したりそれなりの実績を積むのは難しいことですが、フォロワーが多いアカウントに育てば、SNSに長けた人として広報やマーケティング職を志望動機にしやすいですし、投稿数が多くなれば女性向けメディアのディレクター応募の際にポートフォリオとして使うこともできます

もしそのブログやSNSに大したアクセスがなくても、量があれば「1つのことを継続できる人なんだ」「これだけ文章を書いていればそのへんの人よりも文章がうまいだろうな」と思ってもらえる可能性はありますよね。

とにかく、趣味で気軽に行うのではなくストイックに”転職用に育てる”という目的でアカウントを作るのがいいと思います。(実際に人事へアピールする前提でアカウントを育てる就活中の学生は結構いるそう)

SNSとブログは業種関係なく使っている会社は多いので、それなりの運用実績があれば転職活動に有利になると思います。

プログラミングの例

わたしには高収入かつ高スキルのIT系職種への転職を志した時期がありました。

そのときに面接先の社員さんにはよく「何か自分で作った経験はありますか?」と聞かれたものです。私はめちゃくちゃ簡単ではあるけど自作のアプリを見せていました。(そもそもこの時点で書類は通っているのに面接時のテストで落とされたので相当向いていないのだとは思う)

自分で作った経験がなくても受かる可能性はありますが、絶対に何か作った経験があったほうが企業の人に「こいつ未経験なのにやる気あるやん、少なくともこのレベルまでは教えなくても出来そうやん」と思ってもらえるだろうし、入社できる可能性が高いのは火を見るより明らかです。

ちょっとレベルは高いかもしれないけど、わざわざ会社休んで面接に行くくらいならやっておいたほうがいいと思います。

ちなみにアプリでなくとも、簡単なwebサイトを作るとかでもいいかもしれません。

また、書類選考の際にも「アプリ(webサイト)を自作したことがあります」って書いたら「会って実際にそれ見てみたいな」と思ってもらえそうですよね。

 

作り方を基礎から調べてみて、自分のできそうなところまででいいので”実際にやる”ことが大事です。

たとえそのクオリティが募集条件に届いていなかったとしても、その行動力ややる気は+として評価されます。

でも何もしてなければ0は一生0のままですよね。

 

よく「趣味が高じてビジネスに」なんて話を聞きますが、ぶっちゃけ特別に好きなことなんてない人の方が多いと思います。

それでも「ちょっと好き」「続けることはできるかも」というようなものを掘り出してとにかく頑張って続ける、小さい石を積み上げていく。

その積み上げた石のタワーで次の仕事を取りに行く気持ちで、自分が少し無理してできることを続けると、次の仕事への道が開かれると思います。

 

まとめると、

小さいことを積み上げることで転職の時に

・その仕事をやりたい気持ちアピール

・行動力アピール

・継続もしくは達成できるやつアピール

ができます。

 

特に「その仕事をやりたい気持ちアピール」ができることで、異業種異職種からの転職の動機が突如として大変ナチュラルになるところがいい!

営業さんに限らず、

「お金はないけど異業種への転職だけは絶対にしたい!そのための情熱ならここにある!」

と思っている方は是非やってみてください!

居酒屋でお客さんの愚痴言い合っていても何も残らないけど、自分が作ったものはちゃんと残るからね✨