当時営業だった私が関わっていた人々。社内の現場が一番非協力的だった…

営業職とはあらゆる人々の仲介たる存在(そうじゃない会社もあるかもしれないけど)!

ということで不特定多数の人と話すことは必然です。

しかもそれなのに1人1人と深いコミュニケーションを取れないと仕事も取れないという、ハードモードなお仕事です。

あくまでも私の場合ですが、営業になるとどんな相手とどんなコミュニケーションが発生するのか振り返って書いてみたいと思います。

社外の人

お客様

社内の人より優しい可能性

最も失礼のないように対応しないといけない存在。

細心の注意を払う必要がありながらも、フランクに話して仲を深める必要もあるという難しい相手。

だけど相手もいい大人なのでこちらを尊重してくれるし、場合によっては社内の人々に傷つけられた自分を癒す存在になることも稀ではない。

実際、先輩や営業をしている友人も「社内の人よりお客さんのがずっと優しい」と言っていました。笑

歳が近いとちょっと友達みたいになれることもある。

でもやはり失敗が許されない相手なので緊張は絶え間なく続く印象です。

モンスタークライアントは最凶最悪

ただし私のようにモンスタークライアントに当たると精神を病みます。

どこでキレ出すかわからないから常にビクビクしながら対応する必要があるし、底辺みたいな金額で難易度の高い仕事を要求してきます。

自分の会社の業績が悪いとどんなに相手が厄介でもお付き合い続行を強いられます。

取引先

お客様からもらった仕事を社内だけで完結させられない場合は業者さんにもお金を払ってお手伝いをしてもらいます。

自分がお客様という立場なので向こうはペコペコしているし、いつも優しく接してくださいます。

優しくて一生懸命頑張ってくださるゆえに、上司から予算の圧縮を言い渡されたときはつらい。

普段からよくしてくれている相手に値下げ要求するときには本当に良心が痛みストレスが溜まりました

だけど相手によっては舐められると適当な仕事をされることもあるので、ここのバランス調整も難しいです…。

社内の人

同じ部署の人

主に先輩。一緒に仕事をしていない人は”見守ってくれる人”って感じになることもあるけど、実際に一緒に現場に同行させてもらう先輩は別物。

私のいた会社だと、先輩が後輩を邪魔者だと思っているケースが多かったので、お客様以上に気を使う存在

転職してきた人が多い会社だと「なぜ自分がこいつの面倒を見ねばならんのだ」って思う人が多いようですね。他の会社でもそうだと聞いたことがあります。

 

私の同僚は当時の先輩に邪険にされて精神を病み、希望していた営業から別部署へ移ったのでした。

わたしもバリキャリ女先輩に毎日オフィスで罵倒されていたのですが、その様子は社内を震撼させていました。

会社によってはいい先輩につけることも全然あると思います!

別部署の人

営業と現場の間の深い溝

最も厄介なのがここです。

私の会社では注文を受けたものを社内で職人が作って納品する感じだったのですが、まあどこの会社でも営業と現場は仲が悪いって言いますよね。

営業は「お前らの給料稼いできてるんだから」と思っているし、現場は「俺らがいないと何もできないくせに」と思っている。

この溝は一生解消されないと思います。

 

だって現場の方に比べたら当然私には技術的な知識が少ないに決まってる。(無論勉強はしている)

持ちうる知識や技術に差がある相手とのコミュニケーションは困難を極めます。

わたしは「これをこうしてもらえませんか?」ととりあえずお願いしてみると、

現場は「簡単に言ってくれるけどさー!」と怒り出す。

いや、じゃあこれどうすればよかったんだよ。

今からお前と同じ専門学校にでも入り直せばいい?

二人三脚が難しい

同じ会社のチームとして協力して共に歩む相手のはずですが、いつも現場の方に足を引っ張られているように感じていました。

わたしだけではなく他の営業さんもそう言っており、営業の間でもよく話題になっていました。

もちろん、現場の方も言いたいことがあったのでしょうけど…!

 

年配の現場の方は若いときに年上の営業さんから無理難題を背負わされてきたのかもしれないです。

その経験からか自分を守るかのように、まだ何も頼んでないのにとりあえず仕事を断るような方が多かったです。

(お前はサラリーマンなのになぜフリーランスのようなことをしてるんだ?)

自分を殺して仕事をしていただくのが営業のお仕事

そんな相手の心を溶かすように、下手に下手に出て褒めておだてて甘えて、お仕事をしてもらうのが営業の仕事

簡単にできる人もいるだろうけど、わたしにとってはこれが営業時代一番ストレスが溜まっていたコミュニケーションかもしれません。

心の中で相手を罵倒しながら頭を下げていましたw

このあたりで「私何でこんなやりたくもない仕事で自分を貶めているのだろう」と思い始め、営業を辞める気持ちがより強固になっていったことを思い出します。

ちなみに、想像つくとは思うのですが自分にあんまり関係のない部署の方とは仲良くできる可能性が高いです。

とにかくコミュニケーションが多い営業の仕事

営業職よりもコミュニケーションが多い仕事なんて他にもたくさんあると思います。

店舗でお客さん相手にする仕事とかコールセンターなんて毎日絶え間ないコミュニケーションの嵐ですよね。

でもわたしのように仲介の役割を担う営業の場合は、相手の立場や利権、自分との関係もさまざまでそれに1つ1つ配慮しなければならないので、考えることが多すぎて頭が爆発しそうになります。

毎日絶え間ない”こちらを立てればあちらが倒れる”みたいなことの嵐!

営業はとにかく物を売ってくるだけでいいと思っていたのですが、まさか1番の難関は社内にあるとはね。甘かったようです…。

ここから少し話が逸れますが、

今まさに私と同じような状況で営業している方がいたら、その会社はあまりいい会社じゃないのかなと思います。

だって会社に仕事しに来てるのに、多くの人が社内で足を引っ張るとか仕事を妨害するだなんて、他に何か原因がありそうじゃない?

おそらく今回の話に出てきた会社の現場の人も、”人が足りない”とか”慢性的な残業”とかそういう背景もあって「積極的に仕事を断るくせ」がついてしまったのではないかと思います。

 

ちなみにこれらの仕事で身についたことは「コミュニケーション能力」ではなく「人への不信感」だけでした…。

もし転職していなかったら?と思うとゾッとします…!

 

わたしは数々の転職サイト・転職サービスやコンサルティングを試した結果、結局一番やりたい仕事が見つかりやすかったのが

女の転職@typeだったし、実際に転職できたのもこのサイトのおかげでした。

転職先では内勤だったのでコミュニケーションは少人数と深くとるようなことが多くなりました。(これはこれで大変だったんだけどね!)

一番良かったのはその会社で営業の時には絶対に学べなかった専門的な知識を学べたことです。

当時の私のように、自分の気持ちを殺して営業を続けるような人が減ることを心から祈ってる…!

 

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