こんにちは!
わたしは営業の仕事を続けるのが嫌すぎるけど何のスキルもなかったので、
会社で仕事をしながらもwebデザインの専門学校「デジタルハリウッドスタジオ」に通うことを決めました。
この記事では実際に入学したわたしが感じたことや実際支払ったお金のことを書いていきます。
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デジタルハリウッドSTUDIOに通うことにした
資料請求〜実地調査まで終えてわたしが契約をしたのはデジタルハリウッド、通称デジハリでした。
デジハリは大学からオンラインスクールまで様々な形態の教育を提供していますが、わたしは「デジタルハリウッドSTUDIO」に通っていました。
デジタルハリウッドの本校は東京と大阪にしかなくそこにはCGやUI/UX(デザインのもっと深いところ)の科目もありますが、専門性の高いそれらの科目はSTUDIOにはありません。
とはいえ、私はそれらを学ぶ予定はなかったので当時勤務していた会社の近くにあったSTUDIOを選びました✨
契約時にトラブルが起きしょっぱなから不安になる
見学会に行った時に営業担当の方から「当月割引があるから◯日までに授業料を振り込めば1万円安くなるよ」と聞いたのですが、、、
その営業担当の方の説明不足で、契約時に「実は振込期限というものがあり、その期日を過ぎているので今日振り込まれても割引は効きません」と言われてしまいます。
向こうのミスで割引枯れる権利を失うのも癪だったので、結局希望していた入校日より1ヵ月遅らせて翌月分の割引が効く期間に振込をすることにしました。
全体の受講料から見たら大した金額ではないかもしれないけど、人の金だからってそんな適当に扱うなと思ったし、一刻も早く会社を辞めたくて通う決意をしたので1ヶ月の遅れは痛かったです。
その後、その営業担当の方とは二度と関わることはありませんでしたが、気持ちよく契約ができず、最初は不信感しかありませんでした。
見学のときもこっちが真剣に質問をしているのに、終始ヘラヘラしていて目が明後日の方向に行っていたので変な人だなあとは思っていたんですが、はずれだったようです…。
お金のこと(割引額など含め)はメモする勢いでしっかり確認しておくことをおすすめします。後日電話やメールで再度確認してもいいレベル。
というか今回は口頭で聞いた話があとから全然変わっていたので、メールのほうが文字で残るのでいいですね。
こんなことがあったのですが、スクールで大切なのは営業の人じゃないし、提供しているサービス自体はいいなと感じたので納得して入校を決めました。
※デジハリは全国にたくさんあるからそれぞれの色や方針があるし、営業さんにもいろいろな人がいるからこれがデジハリ全体のイメージというわけではないと思っているし、こんなことは他のスクールでもありそうなので、注意してねということを伝えたいだけ☆ってことを補足しておきます☺
それでもデジハリを選んだ理由
しょっぱなから不安な気持ちにしてくれたデジハリ(の営業の人)ですが、複数のスクールを吟味した上でなぜデジハリを選んだのか。その理由を書いていきます。
①会社から激近だったから
驚くことになんと会社から徒歩数分で行ける場所にあったのです。
近すぎて実質弊社じゃん。と思いました。
仕事終わった後に予約の電話をスクールに向かいながら入れるんですが、近すぎるあまりに「何時くらいに来れますか?」って聞かれるとよく「あと2分位…いやもう着いちゃいましたw」って答えていました。
この近さは残業が多い当時の職場の仕事帰りに通うことを考えると最高の立地です!
あと通いやすいとモチベーションもしぼみにくい。
仕事した後に学ぶのがきついことは容易に想像できると思います…笑
他に検討していたスクールは通学に電車を使わねばならない距離にあり、説明会の時に「これ続くかな?ちょっとキツいなあ…」と思ってしまいました。
通学に電車を使うとついつい「やっぱ今日は疲れたしまっすぐ帰ろうか」って反対方向の電車に乗ってしまいそうで。
夜遅い時間までやっているのもありがたい!
②家でも勉強が進められるから
スクールに行けない日でもオンライン学習システムを使うことが出来るので、自宅で勉強を進められることが魅力的だと思ったからです。
残業が多い日はスクールが開いている時間に間に合わないし、その時住んでいた家はスクールから遠かったので”自宅で勉強する”という選択肢も欲しかったのです。
③先生(トレーナー)の雰囲気が良かったから
わたしは「先生」というものに関しては最悪な思い出ばかりの人生を送ってきました。
学校にしろ部活にしろ車の教習所にしろ、思い出したくないことしかありませんw
だから仕事と両立して大金はたいた上で心を折られるんじゃなかろうか…と不安に思っていたのです;
しかし!デジハリは体験入学のときに対応してくださった先生の、物腰柔らかで丁寧だけど親しみやすい雰囲気に安心しました。
※動画で講義をする先生と隣で教えてくれる先生は別なので、区別をするために隣で教えてくれる人の通称は「トレーナー」という設定になっていました。
つまりトレーナーさんの対応がすごくよくて安心して入学できたということになります。
④スクール自体の雰囲気も合いそうだった
他の生徒との物理的・心理的な距離が気になっていたのですが、わたしが赴いた時間(自分が今後通えそうな時間に行きました)は、人がまばらにいる程度。
教室にぎゅうぎゅう詰めという感じでもなく快適に勉強ができそうでした。
講義形式ではないので各生徒が登校する時間はバラバラで、生徒同士で既にコミュニティが出来ているとか、そういう個人間の交流がなさそうなところもよかったです。
そういう場所で発生する半端な仲間意識がホント無理なんです。。笑
ほどよい音量でBGMがかかっているところもよかったです。
デジハリの雰囲気やシステム
おしゃカフェ感がある
見てこのおしゃれさ。これは仙台校の様子です。全国のスクールの様子を見ていると、地方に行けば行くほど広くて施設が充実してくる感じですね。
専門学校とかPCスクールという言葉からは想像し難いおしゃれさです。
英語やフランス語のBGMがカフェくらいの音量でかかり、イスや照明も「カフェから持ってきたの?」って感じのデザインでした。
実際にデジハリのサイトでもおしゃれなカフェのような内装をアピールしているので入校者を増やすためにも力を入れているのでしょう。
あっ、「学ぶことが目的だし、見た目とかどうでもよくね?」って思いました?思いますよね。
でもこれがめっちゃ集中できる…!空間設計の人とかが携わってるのかもしれません。
仕事の後に来る人のことや休日に1日ぶっ通しで勉強をする人のために、コンビニなどで買ってきた食べ物を食べていいスペースが用意されているのは助かりました。
公社によっては休息用の部屋があるところも。
私は寒い時期に行ってないから使ってないけど、お湯も使えたはず…!
STUDIO校内の様子はこの動画で雰囲気がわかるかもしれません。
この動画の中の校舎に私は通っていませんが、これ撮影用セットじゃなくて本当の校舎だと思います。
学習システムを使って課題を進めていく
デジタルハリウッドに入稿したら、デジハリ独自の学習システムを使う権限が付与されます。
動画視聴や課題とテストができるパソコンの中のソフト的なやつです。
毎回のスケジュールは、【席の予約をして登校→トレーナーと進捗や今日やることの確認→PCで動画視聴or課題を行う→好きな時に帰宅】というものです。
私が通っていたときのカリキュラムよりと現在のカリキュラムは若干違うようですが、私は具体的にこんなことを学びました。
・インターネットやwebの仕組み、グラフィックや色彩、著作権などの基礎知識
・Photoshop、Illustratorの使い方
・HTML,CSSのコーディング、
・Javascript、jQueryとHTML5のコーディングの基礎(Dreamweaverを使用。)
時間が余った人で希望する人はFlashも学べたのですが、わたしは時間に余裕がなかったので見送りました…
1つの講義の内容は以下の通り。
①講義形式の動画でHow toを視聴
②その後理解できているかの確認テストをし
③トレーナーにOKをもらえればテストクリア
確認テストは学校のテストのようなものではなく、画像加工やコーディングなど実際に手を動かして行うものです。
講義は家でも視聴出来ますが、確認テストは難しいものも多いのでトレーナーにすぐ質問できるようにスクールで行うようにしていました。(ソフトを持っているなら家でやって後日学校でトレーナーにみてもらうことも可)
わたしはプログラミングが大の苦手で、一人だととても無理でした。
教室には常にトレーナーがいるので、動画の中や確認テストの中で分からない箇所があれば、トレーナーを呼んで質問しマンツーマンで教えてもらうことが出来ます!
Photoshop…webサイトに使うための写真を加工するソフト
llustrator…webサイトに使う絵を描くソフト
Dreamweaver…プログラミングコードを書くソフト
やることは多いよ!短期集中型。
デジハリは入学から半年で卒業なのですが、その期間にしては勉強しなくてはならない量がめちゃくちゃ多いです!
やることを具体的に言うと、動画の視聴と確認テストのクリアのことです。
いつも進捗管理表とにらめっこでした。
<span class=”marker-yellow”>マイペースにやっていると大体の人が後半激しく焦ると思います。</span>
疲れているから今日はやめとこう…みたいなことを繰り返していると、最後の方は休日返上で頑張らないと最後の章までたどり着けない…なんてことに。
わたしはなんとか全部履修できましたが、復習や見直しをしたかったのに全然出来ませんでした。
私のように仕事をしていて忙しい+スピーディーに学びたい人はいいと思いますが、大学生の方やフリーターの方で自分のペースでみっちり学びたい…!っていう人は向いていないかもしれません。
とはいえ、そういう方々は私と違って復習や練習をする時間が多く取れると思うので、もしかしたらスピードに関しては全然問題ないかもしれませんね…
生徒の多くは大人でしたが、たまに明らかに学生だなという年齢の若い方もいらっしゃいました。
卒業制作
自分が作りたいサイトを考えて、先生に手伝ってもらいつつゼロから作ります。
サーバーやドメイン取得までは必要なかったです。
わたしは自己紹介のようなポートフォリオのサイトを作りましたが、想像上のカフェのサイトや実際に存在するお店のサイトを自分アレンジで作っている人もいました。
これはすべての動画と確認テストが終わったら取り掛かります。
大体2ヶ月位を使っていたと思いますが、動画と確認テストが早く終われば終わるほど卒業制作に時間を多く割くことが出来ます。
転職に使うポートフォリオにもなるので真剣に取り組めば取り組むほど役に立つと思います。
最後に他の卒業生とともにトレーナーや勉強中のスクール生の前で自作したサイトのコンセプトや頑張った箇所などについて発表をし、修了証書を受取り卒業です✨
いつも同じトレーナーがいるわけではない
トレーナーさんは本業と掛け持ちでやっている方ばかりなので、曜日もしくは日ごとに違う方が来ていました。
いつも同じ先生がいい!という方は気をつけてください。
最初の3ヶ月はいたけどその後は来なくなったトレーナーさんもいたし、新しく入ってくるトレーナーさんもいました。
ただ、毎回スクールに来た最初の5分ほど、トレーナーと「前回何をやったか&今日何をやるのか」の確認をする時間があるので、前回と違うとレーナさんに教わっても何の問題もありませんでした。
私が通っていた校舎は、どのトレーナーさんも丁寧すぎるくらい丁寧で、かつ人柄もまろやかで優しい方が多かったです。
ぶっちゃけ何円払った?
私はその時残念ながらまとまった貯金がなかったので、1ヶ月毎に支払う分割払いにしました。
ただ注意しなくてはならないのは、最初の2ヶ月間分の受講料はまとめて払う必要があるということです。(あと分割だと書類を色々用意する必要がある)
ざっくりとまとめると払う金額は、入学金と各月の受講料だけです。
わたしはここにローン手数料と10,000円の割引がついたので少しややこしくなっていますが…!
私の大学の学費が1年で50万円ほどだったのに、デジハリは半年でそれと同等の額!
そう考えると強気の値段設定だね・・!
あと各校舎によってシステム違うかもしれないので要確認!
もし入学を迷っていればこれ一つの基準にしてみてください。
デジハリは無料見学会を行っているので、検討するなら必ず足を運んでおいた方がいいと思います。
特に以下の点を確認しておいてくださね。
・教室の雰囲気(先生の雰囲気が特に大事)
・教室と会社、家の距離。アクセスが楽そうか?通えそうか?
・自分のライフスタイルでも続けられそうか
東京にはお茶の水、渋谷、新宿に校舎がありますが、東京だと有名なWEB制作会社LIGとコラボした校舎があります。(上野と池袋にあります)
私が通っていた時期にこの2つの校舎はなかったのですが、どうせなら制作会社とコラボしている校舎に行きたかったなあ~なんて思います。