営業を辞めるために内勤できる資格を取りたいけどお金も時間もない!どうする?

「いま営業職だけど辞めたいんだよなぁ…」と思っている方々向けに、「転職するなら資格を取るのはどう?」という提案をしたい。

わたしはめちゃくちゃ営業職をやめたかった人なので、実は転職の際に何らかの資格を取ることも検討していました。

転職する時に持っているものとしては、「資格」じゃなくて「スキル」でもいいんだけど、資格の方がおすすめです。

なぜ資格取得がいいと思うのか?

理由その1:書類選考の時点でアピールできる

スキルって書面上だとなかなか伝わらない。

スキルと一口に言っても程度があります。

応募者一人一人にあって聞いてみないと実際にどこまでできるのかはわからないことも…。

というわけで、スキルは書類の時点で詳細に書けるわけではないので面接まで行かないとなかなかアピールは難しい…。

だけど資格なら履歴書に書けるので、書類選考の時点で既にアピールができていることになります。

また基準の決まっている資格ならば採用する側も、応募者の大体の知識を測ることができますよね。

逆に自分がその企業の基準に達していないのであれば書類審査の時点で切ってもらえるので、面接の無駄足もなくなるということです。

理由その2:資格は柔軟なキャリア選択の一助となる

これはスキルも同じかもしれませんが、資格があれば家族の都合で引っ越すことになったり、結婚や出産、介護や病気などでキャリアが開いても復職がしやすいですよね。

また、第一線で働かなくとも「資格保持者」ということでwebメディアなどで専門記事の執筆の仕事やコンサルなどの、派生的なお仕事もしやすくなります。

理由その3:退職の理由にしやすい

前向きな人は応援したくなる!

営業をやめるという時に絶対に退職理由を聞かれますよね。

だけど「この仕事が嫌なんで…」なんて言えないという人も多いと思います。

わたしのように営業に加えてその会社自体も辞めたいと思っている人は「じゃあ異動させてあげるよ」なんて言われても困るし…

そんなとき「この資格を取得できたので、今まで目標にしていたことを叶えようと思います。お世話になりました!」と言えたら、気持ちよく退職をすることができるのでは?

新しい目標に向かって頑張っている人に誰も文句は言えないものです…!

これは「転職を反対している家族」とかにも有効かもしれませんね。資格があると説得力が違いますからね!

私の場合は”専門学校を修了したからその仕事に就きたい”という似たような理由で退職しましたが、とってもスムーズでした!

営業から転職するなら?資格の一例

ここからは、わたしが営業をやめたい!と思っていた時に具体的に検討していたいくつかの資格をあげてみます。

FP(ファイナンシャルプランナー)

FPとは?

FPは、相談者の夢や目標を達成するために、ライフスタイルや価値観、経済環境を踏まえながら、家族状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険など、あらゆるデータを集めて、現状を分析します。

日本FP協会公式サイトより

内勤職にもぴったりな資格

ファイナンシャルプランナーの転職先は保険会社、証券会社、金融機関、一般企業の経理、労務、福利厚生に関する部署、役所の税金関連の部署などたくさんあります。

保険会社、証券会社、金融機関は営業に回される可能性大なので要注意だなと思いましたが、それ以外は”ゴリゴリの内勤”ですよね⭐

またニッチなところだとFP協会などのFP関連の団体であれば、FP資格者が企画部やセミナー講師などの仕事をしているのだそうです。

税理士などの比べて敷居が低い

突然税理士とか会計士を目指すのは敷居が高いと思ってしまう人が多いと思いますが、FP3級は大学生でも取得できる難易度です。

実際に私の大学の先輩が在籍時に取得していたので、私も興味を持つようになったんです。

プライベートでも活用できる

また、ファイナンシャルプランナーの資格は他人にだけでなく、自分の人生にも役立つところがいいなと思いました!

例えば自分が車のエンジンの作り方を身につけたとしても、車を自作することはまずないですよね。

そういう”自分のプライベート部分でも使える”という意味でお得な資格だと思いました。

独立することもできる

これは全員が全員できることではないと思いますが、経験を積めば独立することもできます。

また、FPで学んだことを基礎にして、社労士、宅建士、税理士などの難易度の高い資格にチャレンジする人もいるそうです。

衛生管理者

衛生管理者とは

労働安全衛生法において定められている、労働条件、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をする者です。

公益社団法人 労務管理教育センター

一定規模以上の事業所にはその希望に応じた人数の衛生管理者を置く必要があると労働安全衛生法で定められています。

ゴリゴリの国家資格⭐

第一衛生管理者と第二衛生管理者の2種類があり、第一の方が多くの業種で働く権限があります。

衛生管理者も内勤

建設現場や農場などの職場が外である場合は内勤なのか?って感じではありますが、少なくとも新規契約を取ってくる必要はありません。

衛生管理者は、職場が衛生的、設備的に安全な状態かどうかを点検したり、健康診断の結果から従業員が健康になるために何をすればいいか考えて発表したり、診察が必要と判断した社員を産業医につなげるなどの仕事を行います。

絶対に必要というところがポイント

「法律で絶対に必要」という資格なので、持っている人と持っていない人がいれば持っている人の方が転職に有利なのは想像できますよね。

様々な業種で生かせるので、転職先がひろがるのもいいところです。

実際に転職サイトで検索してみるとさまざまな業種が出てきます。

なかでも目立つのは製造業ですが、やはり労働者の数が多いからでしょうか?

製造業は消費者からすると知らない企業も多いですが、隠れ優良企業も多いといいますよね。

必ずしも人事や総務に配属されるわけではない

ただ、衛生管理者だからといって必ずしも人事や総務に配属する必要はないのだそう。

せっかくアピールして入ったのに、フタを開けたらきつい現場に回された…

なんてことがないようにもしも人事や総務を希望するならそれ相応のアピールが必要そうです…!

宅地建物取引士

通称「宅建」。名前だけでも聞いたことのある方が多いのでは?

この資格があると、不動産業の取引に関する業務ができるようになります。

難易度が高いのですが、それでも毎年多くの方が受けるのでそれだけの価値がある資格ということですね…!

不動産系の会社に入社した新人がこの資格試験を受けさせられるも、すぐには取得できなかったという話を聞いたことがあります。

どんな業界で使えるのか

不動産業界(売買だけでなく管理も)はもちろん、金融や建築業界でも必要とされる資格です。

宅地建物取引士にしかできない仕事があるからなんですよね⭐(かっこよすぎ)。

求人を調べてみると「宅建保持者は全員面接」なんて書いてある会社もあり、宅建保持者が世間に必要とされていることがよくわかりました…!!

不動産営業としての求人もありますが、「総務」「事務」としての募集も多かったです。

安泰という文字が頭に浮かんでくる!笑

プライベートでも役に立つ

宅地建物の知識があれば家を買うときの交渉でも業者と対等に渡り合うことができるそうです、かっこいい…!

また賃貸契約だとしても損をさせられることがなくなりそうです。

また、賃貸契約を終了して部屋を明け渡す時にも、宅建で得られた知識が役立ちます。特に、トラブルが起きやすいのは敷金の返却です。不動産知識を身につけておけば、敷金を返却しようとしない貸主に対して、こちらも対応することができるのです。

Edge-賃貸”住まい”の新しいカタチを提供する

働きつつ資格を取るのなら

じゃあこれらの資格を取るために、働きながら資格の大原みたいなところに通うことができるのか?と思うと不安な人も多いと思います。

残業があると難しいですよね…

もしもスマホでFPの授業を受けることができたらどうでしょう?

オンスク.JPという月額1480円でFP含む様々な資格が受け放題のサービスがあるのですが、これだと半年かかっても1万円かかりませんよね。

わたしが半年で50万円払って専門学校に通っていたことを思うとだいぶ安いですね…!(心のダメージ)

また、通学やPC授業と違い、スマホならすきま時間が使えるので営業にはもってこい!カフェとかでも仕事をしやすいですよね。

 

合わないと思ったら途中で止めれば無駄なお金を使うことはないので、興味があれば試しに無料講座を受けてみてはどうでしょうか!