”営業職からは離れたいけど、今の会社が嫌なわけじゃないから、会社の人とは仲良くしたい!”
そんな方もいると思います。
だからといって、自分の部署内や社内の飲み会の席ではしゃぐと「この人は営業に向いているなあ!」と思われかねません…。
なぜ私がそう思ったのかを、実体験を踏まえてこの記事に書いていきます。
最後の飲み会にて
それは私が営業をやめる(とともにその会社もやめる)という時の、最後の飲み会…つまり私の送別会ですね。
この日は最初で最後にして、部署の皆さんと二次会でカラオケに行くことになりました。
最後のなので吹っ切れてみた
先輩に絡まれるのが面倒だったので普段はおとなしくしていました。
しかしこの日は最後の日だったので”自分の正体が知られてもいいや”と考え、
先輩の歌っているときに勝手にコーラスをしてみたり、他の人の盛り上げ役を買って出たりと、これまでの自分のイメージをどんどん壊していくレベルでノリよく過ごしてみたのですw
めちゃくちゃ営業向きじゃん!と言われた
そんな私をみて先輩は言ってくれました。
「kurakeちゃん、めちゃくちゃ営業向きじゃん!」
「◯◯工業の社長さんとか絶対にこういうノリ好きだよ〜知らなかった〜」
「これ知っていたらいい接待できたじゃん!勿体無い!!」
危うく深夜までタダ働きさせられるところだった
これを聞いて私、ゾっとしました。
本当に最後の最後まで本性を隠しておいてよかったです。
もしこの本性が知られていたら、盛り上げ要員として動員されていた可能性が高いからです。
飲み会を重視する会社
というのも、この会社は”データとか実績よりも、お客さんと仲良くなれば仕事がもらえる”と考えている営業の人が非常に多く、飲み会などの仕事外コミュニケーションを重視していたからです。
にも関わらず会社の飲み会には給料は出なかったので、私は絶対に飲み会には行きたくありませんでした。(出せよ)
先輩に呼ばれたら断れない
幸い私の担当していたお客さんは飲み会が好きな方がいらっしゃらなかったので、そういう機会に恵まれることはありませんでした。
だけど、私がカラオケ好きだと知られていたら先輩に呼ばれた可能性はあります。
先輩たちは良識のある人だったので、流石に毎回呼ばれることはなかったと思いますが、
「kurakeちゃんには関係ないお客さんだけど…どうしても今回だけ来られない?」
って言われたら断れないと思いません?
飲み会が好きなお客さんの担当になる
一番最悪なのは、自分が飲み会が好きなお客さんの担当に変更されることです。
実際、社員個人の性格や、得手不得手でお客さんの担当が決まっており、途中で変更がなされることもよくありました。
最悪の事態を避けられたようで、本当に良かったです。笑
ノースキルは必要以上に本性を出さないのが吉
会社の人と仲良くなることはいいことだし、裏表のない性格を出すことも悪いことではないと思います。
ただ、何も考えずに行動したせいで、自分の歩みたいキャリアとは別の方向にキャリアが進んでしまうのは避けたいですよね。
ノースキルのスキルは「性格やノリの良さ」と捉えられることも
文系ノースキルはノースキルがゆえにこういう”性格”とか”ノリの良さ”とかが大きな影響を与えてしまうんです…
だって、「君はスマホアプリ作れるほどの技術力があるけどノリがいいから営業やってね!」「デザインで賞を取ったことがある君だけど、カラオケで盛り上げてくれそうなので営業配属ね」とかってなりませんよね…?
他の部署だとしても注意したほうがいいかも
とはいえ、この会社のように、「飲みニケーションを重視する会社」にいる場合、営業でなくてもお偉いさんやお客さんの「ノリがいいやつ連れてこい!」の一声で強制動員される可能性があります。
カラオケはプライベートで楽しもう
同期とならいっか!と思ってノリノリで参加してしまうと
次の日に同僚が
「◯◯さん、カラオケの時盛り上げ役すっごく上手で面白いんですよ〜!」
なんて上司に言いかねませんw
カラオケや飲み会ではとりまおとなしくしとけ
たまたま私のいた会社のカラーが「飲みを重視する」だったこともあり…
今回の話が全ての会社で当てはまるわけではないと思いますが、
営業を辞めたかった私がゾッとした話の1つとして書いてみました。
滅べ!飲みにケーション⚡