散々営業職が嫌だ嫌だと言ってきた私。
人と関わるのが嫌なのでやはり今でも営業職は二度とやりたくないなあとは思うのですが、
”百歩譲って営業やってもいいよ”って思う労働環境ってどんなものだろう?とふと思いたち、こういう環境なら営業やってもいいかも…と思う労働環境を考えてみました。
逆に、こういう会社が増えれば働くことにやる気が出る人がもっと増えるんじゃないかなあと思います。
時短勤務と産休がある
これがなきゃ始まりませんね☺☺☺
いつかキャリアが断絶するかもしれない仕事に精を出せるわけねえだろ☺☺☺
営業事務をしてくれる人がいる
「営業」というと、ただただ”自社製品を売ってくる”だけの仕事のようなイメージがありましたが、私が営業マンをやっていたときはおもった以上に営業の仕事が多く大変でした。
大きな会社だと「営業事務」という職種の人がいて、営業がとってきた仕事の伝票処理や経理の処理をしてくれるところもあると思うのですが、私の会社はそういうものはありませんでした。
自分で仕事を獲得するためには、自分で見積書を作り、社内の各部署への仕事発注・経理へ取引先に払う金額の伝票を作り、お客さんへの請求書を作り、自分の売り上げを売上票に記載して…
せめて見積もりと請求書だけでも誰かがやってくれていたらだいぶ楽だったなあと思います。
その上、売るだけではなく企画書なども自分で作る必要があったので、本当にやることが多岐にわたっておりストレスが溜まっていました。
ほんと営業事務の人がいる会社で働きたかった!
実際、営業自体は得意だけど事務がすごく苦手っていう人も多いと思うので、ここを分担できればパフォーマンスが上がりそうだなあと思います。
拘束時間に応じて給料がきっちり支払われる
私の前いた会社では、始業と同時に業務が始まる場合は現地までにかかった移動時間には給料が払われない。
残業代も規定の時間を超えた分は支払われない。
なんていう自分勝手なルールを押し付けられていました。
でも、移動時間だって緊張しっぱなしだし、「電車の中でスマホいじっとるだけやろ」って言われても座れるかわからないし電車なんて嫌いだし…と実際には自由には制限があるわけで。
望んでやっているわけではなく会社の命令によってやっていることには給料払ってよ…って思います。
とはいえヨーロッパのどこかの国でさえ、家のメンテナンスの仕事をしている社員が移動時間にも給料を払えと訴訟を起こしたというニュースが数年前の話。
だから日本でそれが実現するのはまだまだ先、もしくは実現すらしないとは思います。
基本給に加えて出来高制のボーナスがつく
日本では頑張って目標をはるかに超えた営業部員の売り上げを、仕事のできない他の営業部員に割り当てることがある、なんていう馬鹿馬鹿しい話があると聞いたことがありませんか?
実際に知り合いの会社で成績の良かった人がそうしろと言われたそうな…
個人個人が頑張ったら頑張った分、もうその月の税抜きの目標金額を超えた分は還元してほしい。
”上司の査定による”とかいうふわっとした基準ではなく、きっちりルールを設けた上で、自分で狸の皮算用ができるレベルでシステムを作るのがいいと思う☝
そうしたら「今月はここまで頑張ってみよう」「ここの売り上げ上がったら来月給料多くなるかも」って仕事に対するモチベが上がりそうじゃない?
お金が無理ならTポイントとか旅行券とかでいいから還元してほしい。
誰だって、頑張った人が損する会社で頑張るわけないでしょ…
携帯を持ち運ぶのは業務時間内だけ
客からも会社からも、休日でも業務後でもかかってくるから、”弊社では社員にゆっくり体を休めて翌日の鋭気を養ってもらうために業後は社用携帯を持たせていません”って言ってくれるような会社に勤めたい。
もしくは客や会社からの電話に出た分数だけ分給払ってください…そしたら頑張れるから…。
被服費の補助がある
色々な記事で書いていますが、営業は普段着ないような地味でかっちりした服に金を割く必要があります。
ただそんな服休日には役に立たないし、仕事のためだけに着る服に結構なお金がかかるのでもうユニフォーム代として支給してほしい。
年に数万円とか、営業に配属された最初の年に数万円とかだけでもでもだいぶ助かるから…
ちょっと特殊な例ですが、タイの会社の日本支社では、日本支社で働く社員にはコートを買うときに補助金が10万円ほど出るということでした。
確かに本国では必要のないものだもんね…!
日本の会社でも、被服費の補助制度のある会社も存在すると聞いたことがあります。
被服費補助は地味にうれしい
ここまでビジネス素人の私が夢物語を描いてきました。
実際ここまでしちゃうと大して働かない人も恩恵を受けられる抜け道が多数ありそうなので、成績が上がらない奴は即解雇!って言えるような国じゃないと難しいですよね。
日本のように簡単に人を解雇できない国だと、こんな制度も働かない人たちに悪用されてしまいそうなのはわかるから難しいでしょうね。
とはいえ現実的なところでいえば、営業事務がいた方が営業さんの効率も上がると思うし、現実味のある被服費補助も勤める側としては地味にうれしいですよね。
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