フレックスタイム制のパートナーと暮らすといいことあるよ

わたしのパートナー(夫)はかなり柔軟なフレックスタイム制の企業で働いています。

フレックスタイム制というと、「そんなもん、メリットなんていくつも頭に浮かぶわ!」という方も多いかもしれませんが、一緒に暮らしているパートナーの目線で、具体的にフレックスタイム制がいかに素敵なことかをお伝えしたいと思います。

もしも、今の恋人がフレックスタイム制で働いているのであれば、結婚してからもたくさんいいことがあると思います。

逆に、フレックスタイム制で働いているのであれば、真剣に将来をともにすることを考えている相手に対してもいいアピールポイントになるのでは…!と思います☺

また、結婚の予定があるのならばフレックスタイム制の会社に転職するのは、ご自身のためにも家族のためにもすごくいいことだと思います✨

ちょっと待って、フレックスタイム制ってなんだっけ?


フレックスタイムの「フレックス(flex)」は、「物事を柔軟に行う」という意味を持つ英語で、従業員が始業時間と就業時間を自分の都合のいいように決められるというものです。

会社は妊娠や介護、育児をする必要のある人や、持病のある人の離職率を下げられますし、働く人は自分のライフスタイルやその時の状況によって柔軟に働けるので双方にメリットがあります。

チーム全員で行う会議などのために、「コアタイム」という必ず会社にいなければならない時間を設定していたり、週もしくは月で出社する合計時間を決めたりと、カスタムをしている会社もあるそうです。

私の夫は一般企業に努めていますが、コアタイムや時間縛りなしの完全なフレックスタイム制で働いています。平日でも出社しない日があってもOKですし、逆に言えば休日に会社に行ってもOKです。

上司の考え方は「自分がやるべきことをやっていれば、どこで何をどのくらいの時間してようが気にしないよっ☆」だそう。

彼の職場のリアルな雰囲気を感じてもらうために、彼のフレックスタイム制に関する日常の発言を切り取ってみます。

 

〜フレックスタイム語録〜
『同僚と15時から遊びに行くけど、いっしょに来る?』
『◯◯さんが10時より前に会社にいるのを見たことがない』
『◯◯さんは今日晴天で洗濯物がよく乾くので遅れて来るとメールが来たよ』
『◯◯さんは今日7時に来たから15時に帰った』
『工事の人来るし今日は会社行くのやめるって今から言おっと』

ちなみに、晴天で洗濯物がよく乾くので遅れると言った方は外国人の方だそうです。

たしかに日本人でこれをするのはハードル高いかも。笑

パートナーがフレックスタイム制で働いているメリット

わたしが企業に勤めていたときと、フリーランスになった後と状況がぜんぜん違うので分けて考えていきます。タイトルにあるように、一緒に暮らした上でのメリットです。

ちなみに、わたしが勤めていた企業はフレックスタイム制ではありませんでした.

なので、厳密に言うと「自分がフレックスではない企業で働いていて、パートナーがフレックスタイム制のときのメリット」です。

その下に、自分が家で仕事をしている場合(主婦も含む)のメリットも書いています!

1.郵便局や薬局などすぐ閉まる場所での用事を代行してくれる

わたしの会社がすこし遠くて、行き帰りに時間がかかったので早い時間にしまってしまう郵便局での荷物の発送の手配や調剤薬局での薬の処方をしに行く時間が取れない時がありました。

しかしフリマアプリで売った相手には郵送遅延のトラブルも考慮してなるべく早く発送しておきたいし、病院からの処方箋も有効期限がありますよね。

また、土日に外出の予定があって休日窓口に行けないこともあったので(企業に勤めていると休みが2日しかないから、色々な用事を休日の2日に詰め込んでいたので大変でした;)、夫にお願いすることがありました。

わたしの職場の周りには郵便局も薬局もなかったので、お昼休みに行くこともままならず、助かっていました。

もちろん相手がこういう時に快く代行してくれる性格である必要はありますが、相手も就労時間が決まっていたらこうも行かないことが多いと思います。

2.家にいなければいけない仕事を代行してくれる

夫はエアコンの取付工事や、インターネットの開通工事、宅急便、など、家主が家にいなければいけない用事を家で仕事をしながら全部請け負ってくれていました。

一人暮らしだと永遠に宅急便が受け取れないこと、ありますよね…。

3.一日中つきっきりで看病してくれる

わたしが体調不良で会社を休むときは、その日の朝に会社に連絡をしていっしょに休みを取ってくれます。(「病気でなくともその日の朝の連絡でその日休める」これ、大きいですよね。)

もし自分一人だったら、家に食べ物がなかったりすると自分で買いに行かなければなりませんし、歩くのもしんどい中、病院までの道を調べて行き、その後薬局で薬をもらって…という一連のことをこなす必要があります。

(しかも平日でも朝に行くと病院も薬局もめちゃくちゃ待たされますよね)

でも、パートナーが一緒にいればこういう作業をシェアすることができますよね。

しんどいときにおいしいご飯を作ってくれたり、温かいお風呂を入れてくれたり。

病院に行った後も、薬局での薬の受取りはパートナーに任せて、先に帰宅して眠りにつくこともできます。

これは自分が在宅勤務だとしても当てはまるメリットですね✨

4.パートナーと休みが合わせやすい

よく「パートナーとなかなか休みが合わなくて遠く遊びに行けない」という人がいますよね。

わたしの父は休みが調整しづらい職場だったので、両親はそんな感じでした。

しかし相手がフレックスタイム制であれば、自分さえ有給休暇を取ることができれば平日のど真ん中に遊びに行くことができます。

土日だと殺人的に混むような場所に行きたいときは、よくこの作戦を決行していました。

平日にプールに行ったときは、子連れではない大人は他に1組もいなかったので、目立っていました笑

5.いっしょに過ごす時間が長くなる

パートナーの働き方がめちゃくちゃ柔軟だと、自分が残業まみれでも色々と融通がきくので一緒に過ごす時間が増えます。

まず、3.でお伝えしたように、平日に休みを取って一緒に過ごす機会が増えます。

わたしたちの場合はわたしの出勤時間が決まっていたので、夫は毎日私と同じ時間に家を出るようにしていました。

そうすることで、駅に着くまでの道すがらいろいろな話をしながら毎朝楽しく歩くことができました。

自分が在宅の場合のメリット

1.いっしょに家にいてくれる

わたしは今は家で仕事をしているので全ての宅急便を受け取っています。

しかし、エアコン取り付けや家の修繕のときに男性の工事作業員さんと2人きりはやっぱり怖いなあと思ってしまうんです(ほとんどの方がちゃんとしている方々だと思いますが!)。

他人と二人きりだとなんか落ち着けないし、トラブルがあって何かを決める時に家のことを自分一人で決めていいのかわからないこともあります。

そういう時に夫が出勤時間を調整できるので、いっしょにいてくれます。

安心なだけでなく、夫もいっしょに工事の結果報告などを聞けるのもいい。

普段こんな用事は頻繁にないと思うのですが、わたしたちは引っ越しをしたのでその時にたくさんの工事や手続きがあり、さらにアフターサポート付きのリフォームをしたので普通の家庭よりもこういう機会が多いかもしれません。

2.平日に遊び放題

さすがに毎日のように遊ぶわけにはいきませんが、いつも行列ができているレストランに早い時間(17時半とか)に待ち合わせて並ばず入ることができます。

友達や家族は平日はずっと会社で働いている人が多いので、自分だけが自由でも意味ないんですよね。こういうときに、いつでも一緒に来てくれる相手がいると世界が広がります。

3.家事が分担しやすい

2人とも時間に余裕があるので、家事の分担がしやすいです。

自分が家で働いていて、パートナーが残業でヘトヘトになって夜遅く帰ってくるようだと頼みづらいですよね。

うちでは夫が帰ってきてからご飯を作ってくれたり、2人でご飯を作ったりすることもあります。

おまけ

フレックスタイム制のデメリット

パートナーの目線からしたら、なし!

でも本人からすると仕事の話を直接したい時に社内に同僚がいないのはすこし面倒だそうです。

でも、それ以上に効率の良いこの働き方をとても気に入っているようです!(そりゃそうだわ)

 

いろいろなメリットがありますが、何よりいいと思うのはいっしょにいる時間が多くなることです。

いっしょに過ごす時間が多いと、夫婦仲も良くなると思うんです。

せっかく一緒に住んでいるのに週に1〜2日しか会えないのは、結構すくないとわたしは思うんですよね。それだったら遠距離恋愛と同じくらいの頻度だし。

あと、わたしの夫は土日は趣味にあてていてあまり一緒に過ごせないのでちょうど良かったです!

フレックスタイム制は自分の趣味もパートナーとの時間も大切に出来る素敵な制度です。

そして子供が生まれて育児をするようになったら、フレックスタイム制のメリットはより大きなものになるでしょうね。