数字が苦手な私が営業になった時に辛かった業務3つ

前回のブログで、先天的に数字を扱うのが苦手な脳みそだと分かったことを書きました!

文系とLD(学習障害)、人より数の世界に疎いわたし。

 

こんな私が営業職になったとき。さてどんな業務が辛かったのでしょうか?

もちろん精神的・物理的に辛かった業務はいろいろあるのですが、今回は「数字が苦手」というところにフォーカスしていきます。

今営業への転職や転籍を考えていて、「数字が苦手だから営業ならよゆーっしょ!」って思っていたり、逆に「数字が苦手だけど営業務まるかな?」と考えている方の参考になればと思います!

営業の業務の範囲について

ここでの営業の業務は、私の所属していた会社での業務です!

営業事務さんがいる会社や、経理の人の仕事の範囲が広い会社ではこの限りではないです。

転職予定の人は、是非とも面接で「御社の営業職の業務の範囲って?」って聞いてみてくださいね。

1.見積書・請求書の作成

いや、ていうかそんなん営業にやらせるなよ!!!経理がやれよ!!!

そう、経理がやっている職場もあると思うのですが、その会社では全て営業が行なっていました…。

そして、何度も見積もりの金額を間違えてお客さんや上司に注意されていました。

1つの見積もり作るのに5回とかやり直してたなあ…

マージン商売だった

というのもこれには理由があって。

私の会社がやっていた仕事は主に仲介だったので、自社商品でない限りは別の業者さんに出してもらった元値にマージンとして何%か上乗せをする必要があったのです。

しかも仲介の商売なので当然元手は発生します。

だから「元手は何円でこれをあそこに支払う。お客さんに出す売値はこれで、そうするとうちの利益がこれだけで…」って色々と考えなければなりません。

その分計算する回数も増えるし、計算もややこしくなります?

足すか引くかだけにしてほしい。そして計算の中に小数点が出てくるのもやめてほしい。⇦

いつも決まった値段ならいいけど

また、マージンを乗せることができるというのは、逆に言えばそのマージンは自由に上げたり下げたりする余地あるということです。

いつでも決まった値段ならまだいいのですが、売れ残っていたりお客さんが値引きを要請したりすれば、そこを調整する必要があります。

その結果、計算に計算を重ねてわけが分からなくなる…。

 

マージン(仲介料)で食べている会社の営業職になる時は注意が必要です‼

(とはいえ自社商品でも何パーセント引きとか普通にするよね。)

2.商談での暗算

うちの会社はとにかく商品数が多かったのです。

だから商談の時にお客さんに、

「じゃあこれとこれとこれを買ったら、これは20%引きにしてくれる?」とか

「これが10%引きだと何円?こっちは?こっちなら?」とか聞かれる。

そんな時に一応計算してみるけど、それが合っているかどうかすごく不安になります。

もし悪い方向に間違っていたら会社に損害を与えてしまうので生きた心地がしなかったです??

 

もちろん毎回その場で決めるのではなくてきちんと見積もりにしてから金額が確定するのですが、電話で今決めろとか言ってくるお客さんもいたのです。

しかも私の会社の業績は芳しくなかったので、従うしか道はなく…。

実際一度計算を間違えてしまい、少額でしたがマイナスを出してしまったことがあります?

3.売上レポートの作成

この会社では毎月の売上げレポートへの入力を自分ですることになっていました。

でも急なキャンセルがあったり、受注してるけど来月に支払われる、とか値段まだ決まってない、とかで入力をすべきタイミングでは確定していないことだらけでした。

でも上の人に数字の報告はしなければならない、と。

そんな状況下で月末、年末はレポートの金額と実際の売り上げ金額が一致せず、遅くまで残業をしていました。

「え、この30万って何?」「なんでマイナス80万になってんの?」みたいなことを静かに自分の頭の中で考え続けるわけです…。地獄。

営業って意外と数字に関わるから要注意

「数字に関わる仕事」というと理系の仕事や経理の仕事を思い浮かべがちですが、営業も日常的に数字に関わります???

売り上げ(数字)を作るわけですから、むしろそれのことばっかり考えないと仕事になりません。

 

また、「営業」と一口に言っても、会社によって全然業務範囲が違うと思います。

「数字が苦手だから営業なら大丈夫だよね!」と思っていたのに”こんなはずじゃなかった…”とならないように、その会社の営業の業務範囲を事前に聞いておくことをおすすめします!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です