今年こそは転職するぞ!と意気込んでいる方もたくさんいるのではないでしょうか?
「営業」というと、ただただ”自社製品を売ってくる”だけの仕事のようなイメージがありましたが、私が営業マンをやっていたときは思いの外、営業以外の仕事が多かったです‼☝
この記事では私が営業だった時、具体的にどんな仕事をやっていたのかをこの記事で振り返ってみようと思います。
「営業未経験だけど興味がある!」「営業も転職候補!」っていう人は読んでみてくださいね。
数字関係の書類は営業が全部作る!?
うちの会社には営業事務がいなかった
例えば、大きな会社だと「営業事務」という職種の人がいて、営業がとってきた仕事の伝票処理や経理の処理をしてくれるところもあると思うのですが、私の会社はそういうものはありませんでした。
自分で仕事を獲得するためには、自分で見積書を作り、社内の各部署への仕事発注・経理へ取引先に払う金額の伝票を作り、お客さんへの請求書を作り、自分で宛名を書いて郵送して…
せめて見積もりと請求書だけでも誰かがやってくれていたらだいぶ楽だったなあと思います。
数字関連の業務で苦しんでいたよ
企画書どころか企画さえも自分で作る
企画課は大きなプレゼンの時しかやってこない
私の会社でいう「企画」とは、商品自体の企画と「この商品を使えばこんなことができますよ!」という使い方ひっくるめた企画がありました。
これらを考えるために”企画課”の人たちがいるのですが、人手不足ということもあり、企画課の人たちはある程度話が進んでお客さんの受注がもらえそうだな〜というあたりから、詳細を詰めることになっていました。
だから0から1を産み出すのは営業の仕事‼
”企画営業”なんて言葉も聞いたことがあります。
企画書さえも自分で作る
もちろん、最初にお客様に提出する企画書なども自分で作る必要があります。
デザインなんて学んだこともないのに、見よう見まねで頑張って企画書を作っていました。
THE・営業の仕事
商談をする
メールや電話でお客様にアポイントを取って、プレゼンをしに行きます。
車、電車、バス、飛行機、徒歩、いろいろな方法でお客様のもとへ通います。
THE・営業の仕事です。
ヒアリングをして困っていることを聞き出し、企画書を見せてプレゼンをし、見積もりを出す。
それと同時に商談の時はこちらの思いを押し付けすぎないようにセールスをする、身なりに気をつける、またお客様の営業時間に合わせて連絡をする、などきめ細やかな配慮が必要です。
新規開拓をする
これもTHE・営業の仕事です。
自分の会社の商品を使ってくれそうな会社をリサーチ・リストアップして、片っ端から電話をかけていきました。
基本的には断られるけど、意外と話だけは聞いてくれる会社も稀にあります。
もしくは、もういきなり行ってしまう。いわゆる飛び込み営業です。
この時代にはあっていないやり方かもしれませんが、自分の持っている商品が魅力的だと話を聞いてくれることもあります。
お客様と進行中案件のやりとりをする
商品が納品される前まではずっとお客さんとのやりとりが発生します。
「やっぱあれも追加で届けてくれますか?」
「あの企画ってどこまで進行していますか?」とお客様から電話が来たり、
「御社のお届け先の支店の電話番号教えてもらえますか?」とか
「これって結局話していた通りに作っていいんですよね?」などと電話をする必要もあります。
社内での他部署の人と進行中案件のやりとりをする
経理や企画課、技術課の人たちとも毎日のように打ち合わせがありました。
よく営業と他部署が対立するなんて言いますが、本当にその通りでした。
ここをスムーズにすることがどの仕事よりも一番難しいのでは?と思ってしまうほど‼
お客様のイベントに参加する
これ、全く自分の会社が絡んでいなくても、です。
お客様から会費制の食事会の招待状を受け取ったり、お客様の感謝パーティーやお客様が毎年行っているイベントなど、誘われたら会社のお金で参加します。
上司は知らない他の会社のおじさんたちと、泊まりでそういうパーティーに毎年参加していました。笑
また、誘われなくても「お客様がどこどこで展示会をするそうだ」、「お客様の発表会があそこであるらしい」という情報が入ったら、時間の許す限りで顔を見せに行きます。
自社に1円も利益がなかったとしても、親睦を深めたり絆を確かめ合うために参加をするのです…‼
私は経験がありませんが、休日までお客様とのゴルフに駆り出されるなんていうこともあるようです。
売り上げ計画を立てる・振り返る
これは自分が担当している範囲ですが、
売り上げの目標を立てて→実際の売り上げを記載し→次はどうしていくのか、改善点はあるのか…
こういうサイクルを回していました。
売り上げがどうしても立たない時が辛いところ。
今月足りないなあ…どうしよう…なんて頭を抱えて胃が痛くなることもあります。
また、お客さんの都合で急に売上の数字が変わったりするので、自分の売り上げレポートを常に正しい状態にしておくのがとても難しかったです。
年末になって「この売り上げ何!?」って記憶の底から情報を引っ張り出そうとしたりします…。
事務も企画もやる営業マンだった
営業の仕事をしているときは、上記の仕事が常に何件か同時進行しているような感じでした。
いろいろな仕事があったので大変だと感じる一方、あまり飽きることはありませんでした。
いつも忙しそうと思いきや、めちゃくちゃ忙しい時と、そうでないとき(例えばいくつかの案件がお客様の確認待ち状態の時とか)の落差が激しかったです。
内勤の仕事と違って、PCの前と社内で全て完結する仕事ではないので、あちこち飛び回りたい人には向いていると思います。
もし営業に転職しようと思っている人は、その会社ではどこまでが営業の仕事の範囲なのか聞いてみてくださいね。そうすれば入社前とのギャップがある程度解消できると思います。
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